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賃貸物件の設備について【エアコン編】



毎年来る夏の猛暑の中や寒い冬に必須なエアコン。効き目が悪い場合や動かなくなった等の不具合が出た時はどのような対応をしたらよいのでしょうか。賃貸物件にもともと備え付けられている場合を前提に解説していきます。



1:エアコン修理は基本的に貸主負担


 

1:賃貸物件設備のエアコン修理は大家さん負担


賃貸物件に備え付けられたエアコンが故障した場合、その修理・交換費用は基本的に貸主・管理会社の負担となります。お部屋の備品や設備が貸主の持ち物である為です。

また、故障時の負担区分に関して契約書に記載されている事が殆どですのであらかじめ確認しておくと安心です。


エアコンに不具合が起きた場合はまず自分で修理手配をせず、貸主(大家さん)もしくは管理会社へ相談しましょう。勝手に修理をしてしまうと修理代が借主負担になってしまうケースがあります。また、故障しているまま放置して悪化させた場合も借主負担となってしまうので注意しましょう。




2:エアコンがお部屋の設備ではない場合


エアコン修理が残念ながら入居者負担になってしまうパターンがあります。


★エアコンが”残置物”だった場合

お部屋に入居前からエアコンが設置されていても、実は貸主(大家さん)の持ち物で無い場合があります。これは、前の入居者がエアコンを取り付けしそのまま置いて退去してしまった場合が該当します。本来、退去時に外しておくのがルールですが、無断で置いて行ってしまったり、厚意で置いていくケースがあります。(よく照明が残置物として残してあるケースがあります)


その場合、残置物となり貸主(大家さん)に修理・交換する責任はなく、修理費用は借主負担となります。


この”設備”・”残置物”の取り決めは契約書に明記されていますので必ず確認するようにしましょう。


★エアコンを自分で設置している場合

入居時にエアコンが設置されていないお部屋に自分でエアコンを設置した場合ももちろん修理費用については借主となります。





3:エアコンの調子が悪いなと思ったら


エアコンが正常に動かない場合、故障の可能性がありますが、まずはいくつか自分で確認してみましょう。


・リモコンの故障・電池切れ

リモコン本体の電池が切れているというケースは多々見受けられます。

ますは手元から確認してみましょう。


・室外機の周りに物を置きすぎていないか

エアコン室外機は冷房・暖房の機能に大きく関係しています。室外機の周りに適切なクリアランスが無い場合や、物を置いてしまい排熱が阻害されてしまうとエアコンの能力は大きく落ちてしまいます。


・定期的にエアコンを稼働させる

機械であるエアコンは使用していない期間が長期に渡ると調子が悪くなる場合があります。

夏と冬の間しか使わない場合、内部にホコリが溜まっているケースもあります。月1回でもエアコンを稼働させて調子を維持しましょう。


・定期的な清掃・メンテナンスはしていますか?

エアコンは空気を吸い込み空気を循環させています。ほこりやごみをキャッチする”フィルター”は少しづつ汚れてしまいますので、定期的な掃除が必要です。

特に毎日エアコンを使用している時期は2週間に1度フィルターの清掃・水洗いをしておくと調子を維持できます。



エアコンの故障はまず確認と相談


賃貸物件の設備のエアコンは基本的に貸主(大家さん)負担となることをご説明しました。

おかしいな?と感じた際は、まず基本的なチェックを行い、改善しなければ管理会社・貸主へ相談しましょう。





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